アフリカゾウ

アフリカゾウ

アフリカゾウのプロフィール

和名:アフリカゾウ

学名:Loxodonta africana

目:ゾウ目

科:ゾウ科

体長:6〜7m

体重:5〜7t

分布:サハラ砂漠より南のアフリカ

環境:サバンナや乾燥した地域

動物園でも人気者のアフリカゾウも生きた化石に分類されます。マンモスやナウマンゾウも鼻が長い生き物として化石が発掘されていますよね。アフリカゾウは、マンモスやナウマンゾウとは『属』は違いますが、同じゾウ科です。巨大で動物園で見ることもできるアフリカゾウも、実は生きた化石っていうこと、ご存知でしたか?アフリカゾウはいつ頃から地球上にいたのでしょうか。

アフリカゾウの生態について

アフリカゾウの出現時期

ゾウ科の先祖は今から6000万年前の白亜紀末にあらわれました。現在のアフリカゾウは新生代の第四紀(250万年前)には既に現在の形をしていたと考えられています。250万年前は、地球上の多くの場所でアフリカゾウが生息していましたが、現在ではアフリカの一部地域でしか見ることができません。

アフリカゾウの形体的特長

ゾウの一番の特徴はなんといっても長い鼻と大きな耳でしょう。もう一種類のゾウであるアジアゾウとアフリカゾウはよく見ると、体の違いが結構あるんですよ。鼻が長いのは両方共通しているのですが、耳の大きさを比べてみると、アフリカゾウの方が大きい耳をしています。耳だけでなく、体の形もアジアゾウとアフリカゾウは若干違います。アフリカゾウの方が大きく、腰からお尻にかけてのラインも違います。アフリカゾウには牙があることでも有名ですね。鼻の横からはえている2本の牙は、乱獲の対象となりアフリカゾウは激減してしまいました。鼻は、上唇と鼻が特に発達して現在のような長い鼻になっています。

アフリカゾウの生態的特長

アフリカゾウは日中活動し、夜眠ります。基本的には集団で行動する動物です。温厚な動物ですがとても大きく、集団で移動するのでライオンなどの猛獣におそわれることもありません。アフリカゾウは、近年の研究で非常に頭のよい動物だということがわかってきました。一度訪れた水場を忘れることもなく、時期がくるとその水場に向かいます。また、乾燥して水がない時は、どこを掘れば水が出るかがわかるようで、鼻を上手に使って井戸を掘ることもあるんですよ。寿命は人間と同じくらい長く、60〜80年近く生きます。

アフリカゾウの餌と捕食方法

アフリカゾウは草食動物で、地面に生えている草や木の葉を主に食べています。体がとても大きいので、食べる量も半端ではありません。一日の食事量は200〜300kg、飲む水の量は100Lともいわれています。エサを食べるときは、鼻を使って器用に食べます。アフリカゾウの鼻は、人の手のような役割をしているといってもよいでしょう。水を飲むときも鼻を使います。鼻から水を飲んでいるわけではなく、鼻からある程度水を吸い込んで、口へ持っていき、ためた水を口に流し込んでいるんですよ。高い場所の草木も鼻を使ってむしりとり、食べています。アフリカゾウの食事量はとても多いので、起きている間はほぼずっと食べています。

アフリカゾウの繁殖方法

普段、アフリカゾウは集団で行動していますが、メスとその子どものゾウでオスはいません。繁殖の時期になると、他の集団やオスの集団と合流するのです。アフリカゾウのメスは15歳くらいから子どもを産むようになります。妊娠期間は人間の2倍以上の約22ヶ月で、1回につき1頭出産します。メスの子どもはそのまま群れに残りますが、オスの場合は12〜13歳頃になると、群れからぬけて単独行動をするようになります。

アフリカゾウの生息地域と見られる場所

野生のアフリカゾウを見たいと思ったらやはりアフリカに行くしかありませんね。広いアフリカ大陸のどこにでもいるわけではなく、サハラ砂漠よりも南側のアフリカ地域にしか現在は生息していません。アフリカゾウは、日本の動物園でも見ることができます。ゆったりと大きなゾウは子どもたちにも人気ですね。

アフリカゾウの仲間

現在、地球上にいるゾウはアフリカゾウの他にアジアゾウとマルミミゾウがいます。アフリカゾウの仲間と言われているのはマルミミゾウです。ですが、最近ではマルミミゾウはアフリカゾウとは違う種類ではないかともいう説も出てきました。マルミミゾウはアフリカゾウよりも珍しく、サバンナ地帯というよりも森林地帯に生息している種類のゾウです。珍しい種類のゾウなのですが、日本の動物園でも見ることができますよ♪一度、動物園に行って、その動物園にいるゾウがどの種類なのか確かめてみるのもたのしいかもしれませんね。