エンドリケリー

エンドリケリー

エンドリケリーのプロフィール

和名:ポリプテルス・エンドリケリ・エンドリケリ

学名:P. endlicheri endlicheri Heckel

目:ポリプテルス目

科:ポリプテルス科

体長:30〜70cm

分布:熱帯アフリカ

環境:淡水

芸能人を魅力してしまうほどの強烈な魅力を持つエンドリケリー。大きな体とその特徴的な配色、そしてその食欲すら魅力的です。熱帯魚としての人気が非常に高いエンドリケリーですが、なんと古代魚――生きた化石でもあるのです。

エンドリケリーの生態について

エンドリケリーの出現時期

ポリプテルスの代表格となるのがエンドリケリーです。ポリプテルスに属す、エンドリケリーがいつ出現したかとなると、流石に細かくて確実な情報はないのですが、ポリプテルスという種類に区切ると、簡単に出現時期が分かります。では、そのポリプテルスの出現時期はというと、なんとおよそ4億年前からその姿と生態かえずに現代まで生きているといわれています。4億年前というと、恐竜が出現する前の時代となります。そう、ポリプテルスは恐竜よりも古い存在なのです。

エンドリケリーの形体的特長

ポリプテルスに属するものに見られる特徴が、エンドリケリーにもあります。その特徴とは、エンドリケリーにたくさん付いているエラです。特にエンドリケリーの背中についているひし形のエラは、ポリプテルスの名前の由来ともなっています。また、対になっている胸ヒレと腹ヒレの付け根部分には、筋肉が発達しており、それによってヒレの部分をまるで腕のように使うことができます。

エンドリケリーの生態的特長

これはエンドリケリー(ポリプテルス)だけに留まらず、ハイギョやガーパイクなどにもいえることですが、エンドリケリーは浮き袋が対になっており、それが肺の役目も果たしており、魚類でありながら肺呼吸ができます。これは、魚類と両生類に進化する上での分岐点でもあるのです。そのため、エンドリケリーの幼生は、両生類の幼生に似ていることがあります。

エンドリケリーの餌と捕食方法

動物質の餌をエンドリケリーは好みます。基本的に、拒食状態に陥らない限りはその食欲は旺盛といえます。エンドリケリーという生物全体の傾向として気性が荒いといわれているせいもあってか、食べられないだろうと思っている大きさの魚でも食べてしまうことがあります。野生環境では、昆虫類、甲殻類、小魚、そしてカエルすら食べるといわれています。

エンドリケリーの飼い方

飼育するに当たって必ず必要になってくるのは、大きな水槽です。稚魚の時代であれば、60cm程度の水槽でも事足りるといえば、事足りるのですが、成熟し始めるとエンドリケリーはどんどん大きくなっていきます。ある程度成長すると、一旦成長が止まるとはいわれていますが、止まるまでに時間がかかる個体が多いです。それでも、小さな水槽で飼育すると、あまり大きくならないという報告もあります。

ですが、エンドリケリーの魅力はその悠久の時を感じさせる大きな巨体です。やはり、エンドリケリーの魅力を一番に感じる方法は、大きな個体を飼育することです。では、エンドリケリーを魅力的な大きな固体にする方法にはどういったものがあるのでしょうか?まず、第一に必要なのは、何度もいうようですが水槽です。広く大きな水槽で飼育するとエンドリケリーが大きく育つ傾向があるそうです。そして次に必要なのは、栄養価の高い生餌です。これらふたつを揃えて飼育すると、おそらくは魅力的なエンドリケリーに育ってくれるでしょう。

エンドリケリーの生息地域と見られる場所

種類によって生息地が変わり、広く分布しているわけではないエンドリケリー(ポリプテルス)は、熱帯アフリカだけに生息しています。ポリプテルスに属する種は、ナイル川やコンゴ川などに生息しています。しかし、現地で野生の個体を見ることは困難だといえますので、気軽にエンドリケリーを見たいと思うのでしたら、エンドリケリーなどを販売している店舗や水族館へ行くのが最もよいでしょう。また、エンドリケリーの魅力に取り付かれてしまった方は、飼育を考えてきてはいかがでしょうか?

エンドリケリーの種類

ポリプテルスの代表的な種類であって、エンドリケリーという種類しかいないわけではないポリプテルス。その他の種類もエンドリケリーに負けず劣らず非常に魅力的です。では、エンドリケリー以外のポリプテルス科に属する熱帯魚として飼育できる古代魚についてご紹介します。

ポリプテルス・セネガルス

一般流通が非常に良い種類です。エンドリケリーに次いで、おそらくは簡単に手に入る種類といっても言い過ぎではないでしょう。体長は50cmほどになるといわれており、稚魚の時代には小さいものの、成熟してくるとポリプテルスとしての貫禄を持った、エンドリケリーにも負けない美しさを持った種といえます。

ポリプテルス・ビキール・ビキール

2003年についに一般でも飼育が可能になったポリプテルスで最も大きいといわれているポリプテルスです。取引が規制されている種だけあって、ポリプテルス・ビキール・ビキールはとても希少価値の高い種類でもあります。ですが、やはり魅力的な種です。

ポリプテルス・オルナティピンニス

体の模様がとても特徴的で美しい種類です。大きさも、エンドリケリーには劣るものの、ポリプテルスの中では大型の種類になり、魅力的です。昔は、なかなかの人気を博していた種類でしたが、現在ではそれほど人気のある種というわけでもないため、入手は少々難しいかもしれません。