ゴキブリ

ゴキブリ

ゴキブリのプロフィール

和名:ゴキブリ

学名:Blattaria

網:昆虫網

目:ゴキブリ目

体長:1〜4cm

分布:熱帯を中心に世界全体

環境:熱帯

嫌悪の対処になることの多いゴキブリ。しかし、ゴキブリは意外にも悠久の時をその姿を変えずに生きてきた「生きた化石」なのです。しかしいくらゴキブリが、生きた化石だからといって、見たくも聞きたくない方はいるかと思いますが、駆除するためにもゴキブリについての知識は身につけておきましょう。

ゴキブリの生態について

ゴキブリの出現時期

恐ろしいことにゴキブリは、恐竜が完全に栄える前に出現し、ある意味で恐竜よりも先に栄えた生き物です。もちろん、ゴキブリよりも先に栄えた生き物はいますが、ゴキブリのその歴史の長さを覆すことはできません。ゴキブリは発生した石炭紀からその形態を変えずに現在に至っています。

ゴキブリの形体的特長

言うまでもなく、ゴキブリの特徴は、その艶めく――というよりは黒光りする体と、長い触角でしょうか?元々、ゴキブリは多くの人が生まれたときには、「不快なもの」「不衛生なもの」「有害なもの」と教えられているため、あえてゆっくりと観察する方も少ないでしょう。

ですが、あえて、ゴキブリの形態的な特徴を揚げるならば、全体を上から潰したような形をしているため、狭い場所に入り込みやすい形態をしています。また、ゴキブリは意外にも飛翔能力の高い昆虫とはいえません。翅が退化して、まったく飛翔能力がなくなっている種類のゴキブリもいます。

ゴキブリの生態的特長

何万年もその姿を変えずに生きてきたゴキブリ。その生命力の高さは目を張るものがあります。ゴキブリは、自らの体内で生きている微生物と共存の形をとっており、その微生物の働きによって、非常に貧しい生活環境でも生き抜く逞しさを得ています。また、駆除などされない限りは2〜3年は生きる虫の中では長寿といえます。

ゴキブリの餌と捕食方法

ゴキブリは何でも食べる雑食性の非常に強い虫です。人間のいない環境下では、樹液や朽ち木、動物の骸や排泄物を食べて、生きる糧としています。また、虫唾の走る話ではありますが、家屋の中に生息している場合には、人間の食べ残しはもちろん、なんと髪の毛や垢ですらゴキブリは生きる糧として餌としているそうです。

ゴキブリの繁殖方法

割と知られているゴキブリの繁殖方法ですが、親となるメスのゴキブリが自ら卵を抱えて、我が子の孵化を待ちます。この繁殖方法をゴキブリでない生き物がやっていれば、多少は「母性愛」なんて言葉も浮かび上がりますが、流石にゴキブリでは微笑ましい気持ちには、なれない方のほうが多いのではないでしょうか?

この繁殖方法は、ゴキブリ駆除においてメリットとデメリットが同時に存在するものとなります。まず仮に、薬品などを使って人間が手を加えずにゴキブリを駆除した場合、卵の駆除までは完了せず、最悪の場合40匹ものゴキブリが生まれて新たな同居人になってしまいます。血の気が引きますね。では、メリットいえる部分といえば、卵を抱えたゴキブリを直接潰してしまえば、卵も一緒に駄目になってしまうという点です。昆虫の種類によっては、巣に卵を抱えているものもあり、それだと駆除しきれないなどの問題もあり、その点だけを見るとある意味でゴキブリは駆除しやすいといえるでしょう。

ゴキブリの飼い方

生きた化石、それはロマンです。古き世界を生き抜いてきた生きた化石を自らの手で育てたいと思うことはありませんか?――もちろん、ケージに入れてですよ?忌み嫌われているゴキブリですが、生きた化石としてや、ゴキブリとは呼ばれているものの、私たちの知っているゴキブリとは違って多少は観賞価値のあるゴキブリ、爬虫類、両生類の生餌として飼育している方はいます。最後の方については確実に好きで飼育しているとは思えませんが、飼育していることには変わりありません。

いざ、ゴキブリの飼育となると、意外にもゴキブリのために環境を作ってあげなくてはいけない場合が多いです。というのも、飼育のためのゴキブリというのは、大抵は海外から輸入された外来種のゴキブリなので、きちんと温度設定などを行ってあげないと生きていけないのです。それ以外はさほど大変ではありませんが、間違っても逃がしてしまって「家の中で放し飼い」という状況にはならないようにお気をつけください。

ゴキブリの生息地域と見られる場所

見られない場所を探す方が難しいかもしれません。一応、熱帯を中心とした世界中で見られる生物として認識されています。また、平均的な各国のゴキブリのサイズを見た場合、世界で最も小さいゴキブリが生息しているのは日本だそうです。あくまで平均なので、日本にいるゴキブリよりも小さいゴキブリはいるかもしれませんが、海外に行ったからといって、ゴキブリと別れを告げられることはないようです。寧ろ、もっと大きなトラウマを抱えるはめになるかもしれません。どうしても、ゴキブリと離れて生活がしたいと思う方は、北海道や寒い地方に行くことをオススメします。

因みに、大きなゴキブリを見たいと思うのでしたら、気温の高い熱帯にいけば、日本ではお目にかかれない大きなゴキブリと出会えるでしょう。

ゴキブリの種類

よく見ればゴキブリによっても大きさや色が違ったりしますが、ゴキブリですからあえてまじまじと見ることはないと思います。ですが、無知の状態で何億年のときを生きてきたゴキブリを駆除にするのは、心細いですよね?では、ゴキブリを駆除するためにもゴキブリの種類について知っておきましょう。

クロゴキブリ

3cm程度の大きさを持つゴキブリでしたら、この種類のゴキブリでしょう。艶のあるその名に恥じない黒い体は、是非とも見たくないですね。傾向として、北日本にはあまり生息していないと言われています。日本以外の生息地としては、中国や台湾があげられます。

チャバネゴキブリ

このチャバネゴキブリこそ、世界共通のゴキブリといっても過言ではないゴキブリです。世界中に分布しているといわれています。基本的には1.5cmほどの小型のゴキブリです。日本には近縁種としてモリチャバネゴキブリというゴキブリがいますが、こちらは日本固有のゴキブリで、人家には寄り付かない無害なゴキブリです。

ワモンゴキブリ

平均4cmの大型のゴキブリです。主に沖縄などの温かい地方に生息しています。また、おそらくは4cm以上のワモンゴキブリも見ることができるのではないかと思われます。また、特徴として、あまり飛べないはずのゴキブリ種の中でも、活発に跳ぶゴキブリです。